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ヴァイオレット・エヴァーガーデン〜私たちは、伝えるために生きている〜



ヴァイオレット ・エヴァーガーデンを見た。


以下、盛大にネタバレしているので

これから見る予定の方は、避けてください。


ギルベルトが

お前は、どうしたかったんだ。




と、問われて




絞り出すように

言ったセリフ。




「ヴァイレットには

 可愛らしいものを慈しみ、

 美しいものに心踊らせる、

 そんな時間を

 過ごさせてやりたかった、、。」




これ、刺さったわー。




ぐっさり、刺さったわー。




あー、、そうだったのかー。




ずっと、ずっと

これが伝えたかったんだね。




自分の想いとは

真逆のことをしていたから

辛かったんだね、、。




そう思うと




伝えることは、

自分の人生を

生きること。



私たちは、

伝えるために

生きている。





そんな視点が、浮かんできた。




私たちは

お互いに

まだまだ《伝える》ことを

サボっている、ように思う。




こう振る舞うべき

こう言うべき




そんな思いに、とらわれて

本音を飲み込んで




今、言わなければならない

大事なことを

先延ばしにしている。




ヴァイオレットが

「感じる」ことを

どんどん取り戻していって




最後に

全身全霊で

伝えたかったことが




「愛してる」




小説もDVDシリーズも

何も見てない私が




この2時間で

どうして、こんなにも




感無量




になり、何かが極まったような

気持ちになるのだろう。




話の内容は




感情ゼロだった

主人公が




「愛してる」




とは、どういうことか。




という自分の感情に

気づき、認識して

それを伝えるまでの

ストーリー。




過去にとらわれず

未来に縛られず




勇気を出して

お互いが、ずっとずっと

1番伝えたかったことを

伝えた瞬間から




2人の人生が

ようやく始まるのだなあ。




「愛してる」




という

人間の尊い感情が




京都アニメーションの

丁寧な、丁寧な

描き方によって

深く、染み込んできました。





《愛してる》

を伝えることは、

自分の人生を

生きること。



私たちは

《愛してる》

を伝えるために

生きている。



追記

ギルベルトが、言ったセリフ。



「ヴァイオレットには

 可愛らしいものを慈しみ

 美しいものに心踊らせる

 そんな時間を

 過ごさせてやりたかった、、。」



これ、現代を生きる

子どもたちにも

同じこと思うなー。



「子どもたちには

 可愛らしいものを慈しみ

 美しいものに心躍らせ

 自由で伸び伸びとしたスペースで

 好きなものを見つけ、育て

 自分自身のことも好きになる。

 そんな子ども時代を

 過ごさせてやりたい。」






追記②

上記の映画の感想をアップしたら

読んだ方から


「好き」てのは、

命令されても

「好き」になれるわけもなく、




自らの意志でしか

「好き」にはなれない

と思うので




「好き」「愛してる」って、

とても尊い感情だと思っています。




というコメントがきた。



命令には絶対服従!!

のヴァイオレットも




「好き」「愛してる」

は、理解できなかった。



戦争みたいな

極端な状況じゃなく、

今の世の中でも




会社や学校、家庭内が

殺伐としていて、

常に緊張を強いられる雰囲気では、




人は、感情が

麻痺してしまって




「愛している」

「愛されている」




は、感じられないのかもしれないなあ。



ということは、




「好き」「愛」を

大きく育むことができるのは、




自由なスペースがあってこそ、

なのかもしれない。


 

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