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初めて通知表を見る側になった時

自分が教師になって

初めて通知表をつけた時




ストレスのあまり 

体調不良になりました。

今回は、

甥っ子ちゃんが小学生になって




初めて 

通知表をもらってきた時の話です。

 

ずっと「つける側」だった

通知表。

初めて

甥っ子ちゃんの通知表を

見せてもらう時

すっごく、ドキドキしたーーー

見て、最初に思ったこと。

見るのは、一瞬じゃな、、。

ほんっと 

あっという間ですね!

母がいつも、ご飯の時に

作るのは、大変

食べるのは、一瞬

と、言っていたけど、

それと一緒な感じ!?



私も、つけるのが 

遅い方では、なかったけど

それなりに時間は、かかる。

通知表を家に持ち帰ることが

特に厳しくなってからは

朝、めっちゃ早く

学校に行ったり


土日に行ったりしながら

仕上げねばならなかった。

40人分を

仕上げようと思ったら

取り掛かって

一週間くらいはかかる。

今の通知表って


国語だけで7〜8項目あって

算数、理科、社会も

それぞれ4項目くらい?

→ 今はもっと増えてるかも

ABCつけるだけでも

高学年になると

30箇所くらいあるんですよね。

30✖️40人で

1200回ハンコ押す。

で、所見。

総合やら英語やらで

所見の場所が増えて

1人3箇所くらい、書いてた。


その頃は、

パソコン印刷ではなくて

所見は全て手書き!

毎学期  

毎学期

手が痛くなるくらい 

大変、でした。

でも。

所見欄に

一人ひとりに向けた

メッセージを書くのは

実は 

学習のABC評価をつけるより

はるかに

気分的に happy💕

だって、誰だって、

いいこと伝える方が、

嬉しいでしょ。

そんなこんなで、完成した通知表も

こうやって、一人分だけだと

「え?これだけ?」

って、思ってしまうほどの

量なんよね〜〜。

で、話は、

通知表の中身にもどって。

学習欄とは別に

生活欄ってあるじゃないですか。

整理整頓ができる

あいさつができる

みんなと力を合わせて活動ができる

という項目が

並んでいるところ。

甥っ子ちゃん。

バーっと項目が並んでいる、

その欄に○が2〜3つくらい、

あったんですよね。

なので、ごく自然に

「へー。あいさつをよくするのと

 片付けが上手なんだね。」

と、何気なく口にしたところ。

弟夫婦が 

ハッとした顔をして

「そういう風に見るんだ!」

って、言うんですよ。

私は

「え?なになに?どういうこと?」

って ポカンとしていると

弟が、こう言った。

「○がついてないところは

 できていないところ、

 だと思ってた。」

、、、あー!

何もついてないところは

基本、できていて




特に頑張っている様子が

見られるところに○

ではなくて

ついてないところは 

できていない!

っていう風に

見ていたのね。

だから

できていないところだらけで

弟夫婦は、ちょっと

落ち込んでいたそう。

それどころか 



「うちの子のこと、

 先生ちゃんと見てくれて

 ないんちゃうかー」

って、思ってたらしい。

まじか。

今まで私が渡した通知表も

もしかしたら、そんな風に

とらえられていたのかも、、。




あらー。あれは、

大体1人2〜3個付けると

その時の学校方針で

決まっていまして、、




もちろん全部◯つけたい子も

いましたよー。




こんなにも 

つける側と見る側では 

とらえ方が違うものなのね。 

逆に、こんなエピソードもある。

我が子の通知表を見た 同僚。


次の日の職員室で。

「職業柄

 担任の先生が、

 いかに我が息子の

 不出来さを


 心を砕いて、

少しでも、良いように、

マシに見えるように、

言葉を吟味して

伝えようとしてくれているのか

 

その、涙ぐましい努力のあとが

手にとるように

分かってしまうのよー!泣笑」

と、言っておりました。




はあ。

通知表、どうせ付けるなら




何か子どもがやる気になって

エンパワーされるようなのが

いいなあ。

 

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