私が自習で教室を空けた1時間。事件は起こっていた!
あることをキッカケに
子どもの意識が変化し
それが一気に
波及した驚きのエピソード
そんなことが
クラス全体に
起こることもある。
私を驚かせ、感動させた
子ども達の
意識と行動の変化です。
それは、私が1時間だけ
他のクラスに行く用事があり
子ども達に自習を伝えて
教室を空けていた時のこと。
自習の内容を伝え
「くれぐれも、騒いで
隣のクラスの迷惑に
ならないように!」
と、釘を刺し、
私は教室を離れたのでした。
1時間経ち、
「まあ、多少立ち歩いてても
話してても
何事も無かったら、それでヨシ」
ぐらいの気持ちで、
教室に帰り
戸を開けると!
子どもたちが
全員、席に座って
こっちを見ている。
それは
いいんだけど
何と言うか
いたずらが成功したような
ワクワクした顔で座っている。
で、ある子が
「何か、気がつきませんか?」
と、聞いてくる。
ん?何か?
そう言われてみると、、
教室がなんか
スッキリしているような気がする⭐️
黒板も
窓も
棚も
ん?何で?
と
驚いていると
子どもたちが嬉しそうに
種明かしを始めました。
「先生が言ってた課題は
すぐに終わったよ。
で、残りの時間、何をしよう?
ってことになって
みんなで話し合った。
どんなことがいいかなーって
意見を出し合って
みんなの為になること
喜ばれることが
いいなあって。
それで
そうだ。掃除をしよう!
って、みんなで教室を
綺麗にした!!」
私は感動して、しばらくの間
何を言ったらいいのか
言葉が、見つかりませんでした。
先生が「やりなさい!」
と言ったから仕方無くやった。
という動機からではなく
子ども達が、みんなで話し合って
意図的に行動した。
という事実。
課題が終わったあと
することないから
遊べばいいじゃーん
という方向にならずに
「残り時間何する?」
ってみんなで、話し合った。
みんなのためになること
喜ばれること
という目的のもとに
意見を出し合った。
さらに、廊下や他の場所に行くと
他のクラスの迷惑がかかるから
掃除は自分たちの
教室の中だけにしようと
範囲を決めた。
後は、詳しく決めずに
それぞれが
これをやったらいいなあ。
と思うことを
考えて行動したらしい!
ひゃーー
素晴らしいーーーーーー!!!
えーーーー、もう
その様子を思い浮かべると
愛おしさに
きゅんきゅんするー💕
もー、たまらんー😭
さらに、よーく
教室の細部を見てみると
窓もピカピカ
チョークも色ごと、
大きさごとに集めてあり
本も、種類別に整理整頓
ロッカーの中のものは
全部出して拭き掃除
もちろん
掃除道具入れの中も片付き
雑巾もきちんと揃えてある
あらゆるところ
細部まで行き届いている!!(涙)
何より
「僕たち、いいことしたよー!」
っていう表情が、
とても嬉しそうで
晴れ晴れしてて
内側から輝きを放っている✨
これは、本当に
私のクラスで
起きたことなのだろうか?
いつの間に
こんな話し合いや行動が
できるように、成長したんだろう?
担任の顔が見たい。笑。
職員室に戻ると
隣のクラスの先生が
この時間のことを
話してくれました。
自習をしているはずの子ども達が
教室から、
出たり入ったりしているので
注意をしようと思って
教室を覗くと
子ども達がせっせと
掃除をしている。
窓を拭いたり
床を磨いたり
ロッカーにあるものを全部出したり
本をもう一度並べ替えたり、、、📕
それも、みんなとっても
生き生きと楽しそうに。
誰かが指示する様子もなく
それぞれが
自分たちで、考えて動いていた。
それにとっても
驚き、感動した。
と。
人は
個人の目的達成の為だけでなく
チームとして
より良い目的に整合する時に
進化のスピードが増し
予想を超えるところに
たどり着くんだね!!
【こころのゴミが一掃されると、
人は直感的に協力をする。】
ー ハリー・パルマー著 リビングデリバレイトリー
「第7章最初のアバターたち」より抜粋
アバターって何ですか?